首里城

観光地ガイド

首里城474年に及ぶ琉球統一王朝の王城が首里城。東西最長約400m、南北最長約270m、面積4万6167平方mの規模をもち、堅牢な石垣で囲まれていた。


首里城沖縄県観光スポット 首里城
474年に及ぶ琉球統一王朝の王城が首里城。東西最長約400m、南北最長約270m、面積4万6167平方mの規模をもち、堅牢な石垣で囲まれていた。応永27年(1420年)代、尚巴志王による築城されるが、以後、火災などによりしばしば損壊を受けたが、そのつど再建され、王国の拠点としての偉容を誇った。明治12年(1879年)、明治政府の命により国王尚泰が城を明け渡すことにより王国は崩壊、王宮としての首里城の幕を閉じた。その後、熊本鎮台沖縄分遣隊の営所として用いられたが、伊東忠太らの尽力で大正12年(1923年)大修築が行われ、その2年後に国宝に指定された。第二次世界大戦中の昭和19年(1944年)、日本軍の司令部壕がその地下につくられたが米軍の砲爆撃で全壊した。昭和61年(1986年)から正殿、城壁、城門の復原工事が進められ、平成4年(1992年)に沖縄海洋博覧会記念公園と国営公園沖縄記念公園が開園。平成12年(2000年)に他のグスク群とともに遺構が世界遺産に登録され、沖縄の観光ルートに欠かせないスポットとなった。

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