滑川町は、埼玉県のほぼ中央部、首都60km圏に位置します。
滑川町は、埼玉県のほぼ中央部、首都60km圏に位置します。東西約4.8km、南北約7.2km、面積約29.68平方キロメートル。全町域の60%がなだらかな丘陵地から成り、北東部には国営武蔵丘陵森林公園が広がっています。町の中央を滑川が、南東部を市野川が流れ、かんがい用水として約200個のため池が点在。大きな空と豊かな自然、人と自然が共存する環境にやさしい都市『住んでよかった 生まれてよかったまちへ 住まいるタウン滑川』を目指しています。
ミヤコタナゴは昭和49年に国の天然記念物に指定された、わが国固有の淡水魚です。かつては関東地方の小川などに広く生息していましたが、都市化に伴う環境の変化により激減し、絶滅が危ぶまれる中、昭和60年前後に町内のため池において相次いでその生息が確認されました。町ではこの貴重な魚を保護するために、さいたま水族館のご協力をいただき、平成5年から役場庁舎内において飼育に取り組む一方、ホールにおいて一般の皆さんへの展示公開を開始しました。
滑川町エコミュージアムセンターは、平成12年に完成しました。滑川町の自然や文化をまるごと博物館(エコミュージアム)に見立て、活用するための拠点施設で、「谷津の里・滑川町」に関する自然や文化などの各種情報収集や提供が行われています。また、国指定天然記念物ミヤコタナゴ(日本固有の淡水魚)の人工繁殖やその生態に関する調査・研究など、野生復帰の実現に向けた取り組みを行っています。
丘陵が重なり合い、風景が開けにくい土地にあって、二ノ宮山は郡内が一望できる眺めのよい山として親しまれています。また、二ノ宮山は古くから『伊古神社の奥社』と呼ばれるなど、周辺の人びとの暮らしや信仰と深く結びついていました。標高は131.8mで、滑川町では、もっとも標高の高い場所となっています。
月輪の獅子舞は、7月と10月の年2回奉納されます。悪魔除けのため、月輪神社で舞いが行われますが、かつては月輪中の民家を1軒1軒廻って舞ったということです。
熊野神社の夏祭り(天王さま)と秋祭り(秋のお日待)に、年2回奉納されています。竹ヒゴに紙の花をあしらったマンドウ(万灯)が美しく、舞いは『一の庭』と『二の庭』と呼ばれる2部制で成り立っています。
青年団の主催で行われます。伝統を受け継ぐ昔ながらの作り方で組んだ三段のやぐら。屋台も並び大変なにぎわいです。
11月3日、秋の一日を楽しむ滑川まつりが開かれます。模擬店や発表会など、楽しさいっぱいのおまつりで、総合運動公園をメイン会場に、文化祭(コミュニティセンター)、健康フェスティバル(保健センター)、図書館まつりも同日開催されます。
各地区から選出された代表選手が、総合運動公園を会場にさまざまな競技を行い、地区別対抗で優勝を争います。
滑川町の新鮮な農産物が大集合するほか、日用品、農業機器も展示・即売されます。