水前寺公園

観光地ガイド

水前寺公園おおよそ360年前、肥後細川藩初代忠利公が鷹狩の砌(みぎり)、渾々と清水が湧くこの地を殊の外お気に召され、御茶屋として作事されたのが水前寺成趣園の始まり。



水前寺公園おおよそ360年前、肥後細川藩初代忠利公が鷹狩の砌(みぎり)、渾々と清水が湧くこの地を殊の外お気に召され、御茶屋として作事されたのが水前寺成趣園の始まり。後、綱利公の代に大規模な作庭がなされ、桃山式の優美な回遊式庭園が完成、陶淵明の詩(帰去来辞)より成趣園と命名されました。華やかな元禄時代には東屋も沢山あり、成趣園十景を選んで楽しまれた。重賢公の代、宝暦の改革で建物は酔月亭一つを残して撤去され、樹木も松だけの質素なものとなった。護久公の代には版籍奉還で一時官有地となりましたが明治11年(1878年)、成趣園を境内地として細川藤孝公・忠興公以下歴代藩主を祀る出水神社が創建され今日に至り、今や熊本の観光のメッカとなっている。

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