犬山城

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犬山城
木曽川の南岸にそそり立つ犬山城。天文6年(1567年)に織田信長の叔父信康が築いた。



犬山城愛知県観光スポット 犬山城
木曽川の南岸にそそり立つ犬山城。天文6年(1567年)に織田信長の叔父信康が築いた。天文16年(1547年)、織田信秀が美濃の稲葉山城攻めで死去し、その子織田信清が城主となるが、信長に反抗したため攻められ、池田恒興が入城した。天正10年(1582年)に、本能寺の変で織田信長が倒れて後継者争いで世の中は乱れ、天正12年(1584年)に秀吉対徳川家康・織田信長の次男信雄との間で小牧・長久手の戦いが始まった。当時の犬山城主は織田信雄の家臣中川定成が伊勢へ行って不在であり、池田恒興が木曽川をわたり城内に侵入し落城した。後に秀吉が入城した。以後小牧山城に陣を構えた家康と睨みあいが続いたが、両者の間で和が結ばれ、犬山城は織田信雄に返還されました。江戸時代に入り、元和3年(1617年)尾張徳川家の重臣成瀬正成が拝領。このとき改良が加えられ、現在の天守の姿ができたと云われている。以後、成瀬家が幕末まで城主を務めることになる。明治4年(1871年)廃藩置県で愛知県の所有となり、天守以外のほとんどの建物が取り壊された。昭和10年1935、国宝に指定されました。昭和27年(1952年)規則改正にともない国宝に再指定された。

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