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佐渡金山遺跡

 天正17年(1589年)に、上杉謙信の跡を継いだ上杉景勝により本間氏が滅ばされ、佐渡は上杉領となったが、佐渡金山と称される金脈は未発見だった。上杉が米沢に配置転換された慶長6年(1601年)に、山向こうの鶴子銀山の山師3人によって金山が発見され、それ以来江戸幕府の重要な財源となった。江戸時代初期の最盛期には、年間で金が400kg・銀が40屯以上採掘され、当時としては世界最大の金山だった。鉱山の労働者に対する給与水準も高く、近隣の町は多いに栄えたが、江戸時代後期には無宿人や罪人が強制連行され、過酷な労働を強いられた。現在は金の価格と労働賃金がつりあわなく、採掘を中止して観光施設となっている。坑道の総延長は実に約400kmに及ぶが、そのうち約300mが観光ルートとして公開されている。採掘風景を再現した人形が70体あまり設置されており、佐渡の観光には欠かせない存在。

施設からのお知らせ 更新日: